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銀座のYAMAHAホールにて、本日試写会があった。
何でも、2005年アカデミー外国語映画賞ギリシャ代表の作品。 〔ストーリー〕 主人公ファニスと、スパイス店を営んでいた祖父との話。 舞台はトルコのイスタンブール。その店の屋根裏部屋で、 少年時代のファニスは、祖父からスパイスの効用や、 天文学の話を聞き、夢中になる。そんな中、戦争の煽りで ギリシャ人強制退去の命を受け、あとから行くという祖父を 残し、ファニス少年は家族と一緒にギリシャに移住することになった。 祖父とファニス少年は離れ離れになってしまった。そして時は過ぎ、 35年後。ファニスは祖父とはずっと会えないでいた。が、しかし祖父が 急に移住してくることになり、喜んで料理を作るファニスだった。 しかし、そこに届いた知らせとは・・・。 ワタシが最初に方で、寝てしまい見逃してしまった事もあるのだが、 「祖父と少年」の話のわりに、祖父の存在が薄かった様な気がする。 祖父が亡くなってしまう・・・という出来事があったにせよ、何だか 話をずらされてしまった感が、ある。 ただ、ところどころ、すごくユーモアの効いたセリフや、シーンもあり 途中から結構引き込まれて見れます。ファニスが、初恋を忘れ きれず、彼女と再会してからも、何だか初々しいのが新鮮。 「スパイスを駆使しても、最後に料理を決めるのは塩加減だ」。 料理に塩を入れても、目には塩は見えない。人生も一緒。しかし、 その塩加減で、全て決まるのだ。絶妙なセリフ・・・忘れない。
by sugar-five
| 2005-02-03 23:45
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